彼と再会したあの日から、今日で2日が経過した。
何もなかった4年という月日は消せないし、なくなりはしない。
だからこそ、私は久しぶりに思い出の溢れる場所を巡ってみようと思い歩き出した
その1つが此処…
「懐かしいな…」
家を出てすぐに、彼の家がある
そこは、今でもかわらない。
毎日、一緒に遊んだ記憶
毎日、彼に泣かされた記憶
今でも鮮明に思い出せるのは、大切だから
「庭にあるのは桜の木だっけ」
家で花見がしたいと言った彼のワガママを、彼の父親は叶えた。
母親の方は暫く不機嫌だったらしいけど