彼の名前は、新田広星(にった こうせい)。

そう、のちに大好きな人になる新田青空のいとこ。




青空と広星はいとこで同じ年齢。





「私、広星のことが好き。」

自分にけじめをつけるために、告げた言葉だった。

最後にすると決めたのに…



「俺も千華子のこと好きだよ。」

返ってきた言葉は、私の想像していた言葉とは全く違う言葉だった。


夢にまで見た彼との関係。


すごくすごく嬉しくていつまで経っても私は幸せだった。