目を覚ましたら、知らない場所にいた。 窓は上の方に、小さいのが1つ。 ここは……どこ…? 手は後ろに回されて、手錠がされていた。 足首にも手錠があって逃げられない。 「……お兄ちゃん…?」 ふと、部屋の隅にあるベットが視界に映った。 その上には仰向けに寝てる兄が。 病院にあるようなベットで、兄は手錠の片方は手首に、もう片方はベットの柵にされていて、足も同じようにしてあった。