お世話になります。

香蓮side

ーコンコンッ
「はぁーい。ちょっと待っててねぇ...」

あ、ばあばの声だ。

ーガラガラ...
「あらぁ...香蓮ちゃんぢゃないのぉ」
「はい、これからお世話になります」

私は行儀良く頭を下げた。

「これからここは香蓮ちゃんのお家
だって思ってちょうだいねぇー。」
「はぃ♪」

ばあばは、赤くて美味しそうなスイカを
持ってきた。

「これ、さっき貰ったのよぉー。
冷たいうちにお食べ??」
「うん♪頂きまーす!!」

ーパクっ
「ん♪おいしぃー!!」
「そぉーかぃ??良かったねぇー」