「神山くん!」



店長の声にはっとした



「ご、ごめんなさい」



店長はバックに戻っていった


そして二人に言った



「君たちの会話、全部聞こえてましたよ」




君たちはびっくりしお互いの顔を見合せていた



有子が言った


「神山くんにもですか?」


「彼にレジを教えていたからね。私に聞こえてるんだから彼にも聞こえてるだろう」



「つーちゃんごめん!」




「気にしないで!店長本当にごめんなさい」




「いいわ。休憩を5分あげるから神山くんと話してきなさい」



僕は焦った




まさかの店長命令







僕はどうしたらいいんだ