そんなある日の事だったんだ。
茶の間で
ケンとアタシとアタシの家族でご飯を食べてた時
―♪♪♪♪♪―
不意にケンの携帯が鳴った。
画面を確認して
顔をしかめるケン…。
「…はい。」
電話は
かなり険悪な感じで
しかめた顔が戻る事はなかった。
「話しそれだけなら、もう切るよ。」
そう言って
何のためらいもなく
ケンは電話を切った。
その話し方と表情で
アタシは全てを察知してしまったんだ。
そう…
その相手は
アタシが1番聞きたくなくて
1番おそれてた…
"元カノ"だった。
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