学校に行くと
ヒソヒソ ヒソヒソ
なんか今日見られない?
居心地悪いな
そう思いながら靴箱を開けると
カサカサ
「きゃっ!」
中に虫が入っていた
なんで⁉︎
いままでこんなひどくは無かったのに
虫をなんとか取り出して
スリッパを取ると
中に紙が入っていた
なんだろう
読んでみると
淫乱女
二股すんじゃねーよ
別れろ
死ね
ブスのくせに調子こくな
キモいだよ
なんでこんなことが書いてあるの?
それより
千尋君と付き合ってるのがばれた?
「邪魔」
手紙を読んで呆然としてると
背中から声をかけられた
「あ...千尋君
おはよ」
私が挨拶すると千尋君は私を睨んだ
「もう喋りかけんなよ
ばれたんだろ
付き合ってること
他言すんじゃねーっていたのによ」
待って
千尋君勘違いしてる
「私そんなこといってな「それに」
千尋君は私を遮って言った
「俺も大概遊んでたけど
お前も遊んでたんだな
何も文句いってこねー理由はそれか
まじ淫乱だなお前
もう消えてくんね
そんで二度と俺の前に姿あらわすな」
そう言って千尋君は教室に向かった