瑞穂side...

｢俺...瑞穂のこと...す...｣

コンコンコン

大樹の言葉はノックによって止まった。

今...今なんて言おうとしたの？
すごく気になった。
もしかしてって思った。
でもそんなことありえないんだ。
絶対に...ありえない。

大樹が私のこと｢すき｣...とかありえないよね。

｢誰か来たよ...？｣

私は必死にそういった。
でも....
顔見れないよ....

｢お、おぅ....｣

大樹も戸惑っている様子でドアを開ける

｢やっほ！大樹くん！あれ？瑞穂ちゃん！｣

そこには來美ちゃん

｢來美ちゃん..｣


なんで來美ちゃんが...？
まさか大樹が...？

それとも來美ちゃんから...？

わっかんないよ...