一時間くらいで委員会は終わる。
「胡桃沢さん、途中まで一緒に帰らない?」
教室から廊下を出たところで、田中君に声をかけられた。
「……いい……えっ!?」
いいよ、と返事をしようとすると背後から肩をトントンと叩かれた。
「胡桃沢さん、ちょっと……。」
声の方へ振り向いた。
私に声をかけた人は、壇上で司会進行をしていた男子だった。
壇上は高さがあり、下半身は隠れていてよく分からなかったが、152センチの身長の私がかなり見上げないと目線を合わせられないので、180センチ以上の身長はあるのじゃないかな……。
黒髪の目鼻立ちがはっきりした二重のイケメン。
絶対この人、モテるんだろうな。
私は、モテオーラをまとった彼を見上げていた。
「胡桃沢さん、途中まで一緒に帰らない?」
教室から廊下を出たところで、田中君に声をかけられた。
「……いい……えっ!?」
いいよ、と返事をしようとすると背後から肩をトントンと叩かれた。
「胡桃沢さん、ちょっと……。」
声の方へ振り向いた。
私に声をかけた人は、壇上で司会進行をしていた男子だった。
壇上は高さがあり、下半身は隠れていてよく分からなかったが、152センチの身長の私がかなり見上げないと目線を合わせられないので、180センチ以上の身長はあるのじゃないかな……。
黒髪の目鼻立ちがはっきりした二重のイケメン。
絶対この人、モテるんだろうな。
私は、モテオーラをまとった彼を見上げていた。