「途中で授業戻んの面倒だったから屋上に行ってたんだよ。」



「へぇ〜。でもなんでお前杉森と一緒だったんだ?」


ニヤつく顔でこっちを見ながら聞いてきた。



「別に…。俺が屋上に居たらあっちも同じ考え方してただけだ。」



「それだけかよ。お前の事だから学年一の美女を捕まえたのかと思った。」



「ふーん、あいつ学年一の美女なんだ…」