さわっ
美咲が私の髪をさわる
「いやー、長いね~ シャンプー変えた?」
「うん、前の切らしちゃって」
まじかーと言いながら髪をさわる美咲
心臓がキューってなる
ドキドキする
好き 好き 大好き 大好き――――
「琴音?」
ハッと我に返る
「どうしたの?きつい?」
「いや・・・そういうわけじゃっ」
自然と小声になる
恥ずかしい ドキドキする
あぁ、やっぱり美咲のこと好きなんだよ
「先生、沖野さんがきついそうなので保健室に連れて行きます」
「分かりました、念のため熱を計っといてください」
「琴音、行こ?」
「ん・・・」
パタパタペタペタと足音が響く
美咲は気を使っているのか話しかけてこない
美咲はなんて思うだろう
女の私が 女の美咲を好きだって知ったら
きっと、話しかけてこないだろう
私を――避けるのだろう
どうしようもない気持ちに苛立ち とまどう
同性
この文字が私を悩ませる
美咲が私の髪をさわる
「いやー、長いね~ シャンプー変えた?」
「うん、前の切らしちゃって」
まじかーと言いながら髪をさわる美咲
心臓がキューってなる
ドキドキする
好き 好き 大好き 大好き――――
「琴音?」
ハッと我に返る
「どうしたの?きつい?」
「いや・・・そういうわけじゃっ」
自然と小声になる
恥ずかしい ドキドキする
あぁ、やっぱり美咲のこと好きなんだよ
「先生、沖野さんがきついそうなので保健室に連れて行きます」
「分かりました、念のため熱を計っといてください」
「琴音、行こ?」
「ん・・・」
パタパタペタペタと足音が響く
美咲は気を使っているのか話しかけてこない
美咲はなんて思うだろう
女の私が 女の美咲を好きだって知ったら
きっと、話しかけてこないだろう
私を――避けるのだろう
どうしようもない気持ちに苛立ち とまどう
同性
この文字が私を悩ませる