ずっとずっと

地元から出たいって思ってて、

誰も私の知らない街に住みたいと思ってた。

そこで、全て1からにして進みたいって

変わりたいって思ってた。

でもね、今更ながらに思うに、それは

逃げなのか。なんなのか。

それだけじゃ、原動力っていうエンジンが動かなかった。

おかしいよね?

こんなにも、この街から出たいって思ってるのに出れない現実。

この街に、まだなにか希望。可能性ってあるの?

私を苦しめた街に。

街を憎んじゃダメなんだ。

わかってる。色んな人がそこで生活しているから、

かけがえのない街。

だからこそ、悔しくていたくなくて、

みたくなくて

振り返れば、過去の思い出をすべてしょっているこの街。

苦しくも懐かしくも、楽しかったのは遠い日の記憶になっちゃって、

私は、この街で築き上げた地位とか、名誉もないからさ。

だからこそ、いてもつまんないって思って外ばっかり目がいってた。

今の私の瞳にうつるのは、

過去の楽しかった記憶☆栄光。

それとも苦しかった日々☆いじめ。