初めて私と会うと誰もが口を揃えて

"変わっているね"

って、いうんだよね。

それも初対面で。

わたし、人と違うんだ~。

って、心の壁を感じる。

そして段々、心の距離がフェイドアウト。

自分のことを知られるのが怖くて、

また一歩、一歩って後ろに逃げる。

知ってるんだ。

だんだん居場所がなくなるってことを

だんだん空気が吸いにくくなって、

ここは、山頂?って、思うことあるんだ。

でも、そんな時でも私は、私の仮面を被り続けているから、

たまに、自分が誰なのかわからなくなる。

時として、女優じゃないか。と、思うこともしばしあった。

私は、そんなに上品でも知的でもなくて、ただその場所にいて、配役がよくてそう見えるだけ。

ただの田舎娘なんだよ。

誰も知らない。

本当の私なんて知らない。

そして、知らなくていい。

知りないでほしいって、願ったりもした。