私はそっと小屋に近づいていった。


ガサッ!




「誰か居るのか?出てこい!」



しーん…




「来ないなら私から行くぞ!」




ガサッ、ガサッ

小屋の入り口に立つ。



キィー…




人影が見えた。




「うわあああ!」


「大きな声を出さないで!」



「はぁ?」



見てみると、目の前には私より少し背が高めでふわふわした感じの少年がたっていた。


「お前はだれだ!?
ここは私達の場所だ!出て行け!」






「だから、大きな声を出さないでって言ってるでしょ!」