私は一歩ずつ、一歩ずつ慎重に歩いていた



(大丈夫…大丈夫…)



秘密基地の目印として旗を立てていた。



私はそれを探した。
すると白い旗があったのだ。
私の目の前に広がっていたのは、木で建てられた小さな小屋、すぐ横に白い旗が立っていた。





まだ残ってた…
懐かしい…
ズキッ



「いたっ」





ダメだ、もう帰らなきゃ…




すると、小屋の方からガタッという音が聞こえてきた。




「えっ?」



ここは私達の場所。
誰も見つけれないはず
なのに誰かいるなんて考えられない。