翌日━━━━


「遥香おきて!朝だよ!」




「ん~」



目を覚ますと目の前に柊がいた。



「なっ!!なんでお前ここにいるんだ!」




「えへへ~遥香のお母さんが通してくれたんだぁー」




「うぅ~」



私は拳を握り言い返せなくなった。




「ねぇ、ほら学校行こ!ねぇーはーやーくー」



柊は私の腕を引っ張り揺らすから私もさすがに腹が立った。




「あぁーわかった!わかった!学校行くから部屋から出てけー!!」




はいはい、と言うと柊は部屋を出ていった。



私はため息をつきながら制服に着替えようとした。