「もちろん!僕も遥香のためならがんばれるよ!
じゃあ明日から早速いかなきゃね~僕入学手続きして こないと~」


柊は遠足に行く子どものようにはしゃぎずっとニコニコしていた。



「明日になってから行かないとかダメだからね!」



私がさっき柊にやったように柊も指を立てて言った。



「…………」



「明日僕が迎えに来るからちゃんと準備して待ってるんだよ!わかった!?」




「わかったわかった!だから今日はもう帰れ!」



私は追い払うように手をしっしっとやった。




「えー!?まだ来たばっかなのにー!」



「明日の準備があるんだろ、帰って準備しろ」



「…わかったよ。」



柊はしょんぼりとして帰っていった。