その男が攻めてきた。




怖いから逃げた。

後ろを見ないで逃げたから、誰かにぶつかった。



「すっ…すいませんっ!」




「いや、こちらこそ。」



さっきの男はどこかに行ったようだ。



ぶつかった人…

綺麗な顔だな…

って!何見とれてるんだよっ!?




「あっ…本当にすいませんっ!」




「いやいや…君、何て名前?」



「ま、愛海弥です。」




「愛海弥ちゃんかぁ…可愛い名前だね。」




「可愛い…ですか?あのっ、あなたの名前は…??」




「…秘密★」




「えっ!?教えてくださいよ~!」




「う~ん…じゃあ、メアド交換しようよっ!」




何なんだろう。

この人…




「じゃーあ、本当に名前、教えてくれるならいいですよぉ!?」





「んーじゃっ、交換しよっ!!!」




そうして、二人はメアドを交換した。