桜の咲く季節。


俺、神田純太(かんだじゅんた)は高校生になりました。


まだ慣れない制服に身を包み家を出る俺。


幼馴染を迎えに行く。




大好きな幼馴染を。


家の前に着き俺はいつものように


「悠莉ー!」


あいつの、名前を呼ぶ。


愛しいあいつの名前を。


この時はまだわからなかった。


この先にまっている…何かが。