『 イルミネーションの輝く中で 』

愛してた
あの夜
クリスマスのイルミネーションが
耀く中で
あなたから
別れの言葉を聞いた
愛の言葉じゃなく
別れの言葉だったんた
その瞬間
私は覚悟を決めた
ポケットの中にある
プレゼントを握りしめながら
口角を上げるのに
必死だった
ずるい
ずるいと思いながら
目の前がぼやけて
周りの
イルミネーションが
万華鏡を覗いてる感覚になったのを
今でも鮮明に覚えている


end