その言葉に廊下にいた人が一気にこちらを向いた。 「……っやめて」 ビリビリしびれる体を必死に起き上がらせてそう発するがそんな言葉、誰も聞き入れない。 哀れみ、軽蔑、好奇の目がどんどんと私に向けられる。 それを心底楽しそうに眺める愛理。 あぁ、これが私が信じてきた友情? こんな脆いものを信じて…これまで私、ずっと生きてきたわけ? あぁ、もう、何もかもどうでもいいや。