金髪の先輩から噛まないのかぁ残念だな!なんて声が聞こえたのはスルーして、私は「ご注文は以上でしょうか?」と尋ねる。 「あ、あと一個頼んでもいい?」 茶色い髪の毛をワックスで無造作にたたせたこれまたイケメンな先輩がそういいながら私に罰の悪そうな顔をする。 なんだろう…? 「は、はい?」 「き、君が…欲しいな」 ………… 「「…………」」