うぅ…。仕方なく、まだでている汗を拭って彼らにコーラを運ぶ。
「おまたせしました…っ!」
できるだけ絡まれないようにしたを向く。
絡まれると思ってる私、自意識過剰?
そんな私に
「今度は噛まなかったな…」
「あぁ、噛まなかった」
という会話を繰り広げる彼ら。
いやいや、どんだけ噛むと思ってるんだ!
いつも噛んでるわけじゃないし。
「そ、そんなに何回も噛みませんよ!」
「はは、だよな」
顔が赤くなった私に松原先輩が笑う。
本当に可愛い顔で笑うなぁ。
こんな表情をこんなに近くで見れるなんて、今ぶっ倒れてもいいくらい幸せ。