あ、そっか。 私が同じ学校の生徒だって気づいてないんだ! そりゃあ私は地味ですけど、一応助けてもらったし…。 顔くらいは覚えててくれても…。 なんて心の中で先輩に抗議する。 だけど、いまはそれよりも。 松原先輩。 距離が少し、近すぎます。