「分かったならいい?!?!もー帰るよ!!」

そう言って優衣はわたしの腕を掴む

けどケータイを見るとまだ10時になってない。

「わたしまだ家に帰りたくない。優衣先帰っていーよ」

家なんかにいたくない

あそこにわたしの場所はないんだ

学校に友達がいるって言ったけど本当に信用してない

一線をおいて接している

人の優しさにわたしは触れたくない