そして


おそるおそる後ろをみると…




顔にアザができた


男の人たちが


地面に倒れていた



綾は、


少しだけアザができていた。



「綾!!!」


「しおり…もう大丈夫だぞ」




フラフラしながら

こっちに向かってきた



「綾、ありがとう。ほんとにありがとう。」

「彼女を守ることは彼氏の仕事だろ?」




そうだけど…。

ほんとにうれしかった。


ありがとう


しおりのために


こんな痛い目にあってまで



守ってくれて。



「ありがとう…。綾、大好きだからねっ」

「おうっ!ありがとよ」




—————ギュッ…




しおりが

綾を抱き締めた



好きだょ。


世界一好き