もう7時すぎだから

結構暗い

綾の家は…

自転車で行けば

10分くらいでつく


はやくケーキ渡したいのと

綾に会いたい思いが

いっぱい。


-10分後-


ついたー

綾の家は一軒家で

とってもきれいなんだよ

しおりの家も一軒家だけど

それよりも大きくて綺麗

こんな家住んでみたいよ~

うらやましいな



ピンポーン


「はい」

「あ、櫻野しおりです。綾くんいますか?」

「はーいちょっと待ってくださいね」

「はい」


なんだかドキドキするな…



ガチャ



「綾!」

「よぉ、どーした?こんな時間に」

「ママがケーキ焼いたからお裾分け!」

「おー!ありがとよっ」

「いえいえ!じゃ帰るね」

「あ、まって!家上がっていかね?」


え、いいのかな…?

正直上がりたい…

でもお母さんもいるし

邪魔だよね?


「え…いいよ、邪魔になるだろうし」

「ケーキいっしょに食べようぜ?俺んちは大丈夫だから」


んー

いっしょに食べたい。

いい、かな?


「ほんとにいいの?」 

「おう!」

「じゃぁ…お邪魔します」