その頃…



**しおりsaid**





「おまえ、にやけすぎ」

「何ょ!いいじゃん!」






しおりゎ、綾との電話の内容を思い出して







ニヤニヤしていた






「電話、そんなに嬉しかったのか?」

「うん♪綾の愛が感じられたよ」

「ふーん」

「あんたも、みうに愛伝えなきゃね♪」

「…うん」






え?返事元気ないし!!





もしかして…みうのこともう…さめたの?






「ねぇ…まさかだけど。みうのこともう…さめたんじゃ…ないよね?」

「さーな」







そんな事あり??





そんな雰囲気のなか、ドアが開いた。







ガラガラっ!!






「鈴っっ」








みうが、泣きながら帰ってきた!




そこには、綾がいない





みう…



どうしたの?



綾は???




「みうっっどうしたんだよ…」





みうは、いきなり鈴に抱きついた!





「鈴ーー」





まさか…?!




みうは、鈴がもうさめたことに気づいたのか??




まだ、さめたって決まってないけど



しおりゎ、そんな気がしていた






「みう!どうしたの?綾がなんかした?!」

「違う…」

「じゃぁ、どうしたの?」

「ねぇ…鈴。みうのこと好き?」







あ…まずい…まずいまずい




これゎ、まかの…


そう。しおりの予想ゎ、的中していた




「なんだよ急に…」

「ねぇ!どうなの?ほかに彼女いるって本当?」

「…それ、誰から聞いた」






ぇぇーーー!!







マジかぁ






「いるの?!いるんだ…」

「……ごめん」




あー




やっぱ、いたんだ




いい人だと思ってたのに。



みうを傷つけたな!





「鈴…今まで嘘だったの…?ひどいょ…」

「ごめん…ごめん」

「そっか…わかった」





しおりゎ、この場にいてよかったのかな…




存在消しといたけど





そっと、ドアを開けて外にでた。





すると…





「わっ!!」

「しおりっっ」

「綾ー!」