**綾side**



「おいっ!しおり、しおり!」





しおりは、急に倒れた




そこには、2人きり…



誰かに助けを求めるには、人が少なすぎる




しかも、運悪く今は、朝学活の真っ最中なのだ!



2人は、朝の会の先生がいなくなった





隙に行ってしまったのだ…





「誰か~!」




さけんでも、無駄か…





どうしたら…!?






よしっ!!




そうなったら自力で頑張るしかないかっ…






ヨイショッッ!!






とりあえず、保健室まで!




お姫様抱っこだけど…




しおりのためだっ!





そのまま、走った!





出来るだけ、教室の前を通らないように!





「しおり…がんばれよっ!!」

「…。」







ゴホゴホッ








「しおりっ?!」





りおりは、目覚めた!





「ぇ・・・
綾…?なんで…」

「大丈夫か?!急に倒れたから…」