とってもきれいな、ネックレスだ






「ありがとう」

「つけてあげます。しおり」





はっ…





照れるよ…




そう思っていると




首もとに、綾の手がそっと触れる






カチャ





キラキラ光るネックレスがしおりを





光らしてくれる




超キレイで超かわいいネックレスを




大好きな彼氏からもらえるなんて




ほんと、夢みたい





「ありがとう
綾、大好きだよ!」

「よかった!よろこんでくれて」

「てかさー、綾、俺にどうして大事な用事があるって
言ったんだ?」

「それは…
このネックレスを買いにいってたんだよ!!」