「ねー部活どこに入る?」
「んー私は美咲先輩がいるとこにしよっかな」
「はいはい!俺サッカー部!」
「「あんたには聞いてないから」」
「えっなにそれひどっ!」
「「知るか」」
ど、どうしよ…どんな生活か期待してたもののまさかの私1人だけ馴染めてないよ…
春樹は……あっもう馴染んでるや
「っ!?」
(春樹…女の子といるんだ…って何思ってんの!別に女子と友達になったっていいじゃない)
急いで思考をめぐらせる私そんなとき…
「えっちょっ春樹くん?どこいくの?」
   スタスタスタ
「楓」
(えっ誰か今呼んだ?)
「って春樹!?えっなに?」
「それはこっちのセリフだ」
(えっほんとになんなの…?)
「ちょっとこいよ…」
私は春樹のあとについて屋上に行く
「で?話って何?」
(うわ可愛くない…もっといい言い方があるのに)
「あのさ…俺、、」
    バン!
「あっ春樹く~ん!こんな所にいたんだ」
「あっ三浦か」
ドクンっ!
(三浦さんって確か中学校から人気者だった…)
「……楓、やっぱなんでもない」
「えっ」
「三浦行こうぜ」
「あっうん」
そして2人が屋上から出ようとしたとき三浦さんが私に囁いた
「私もね春樹君のこと好きなんだよね…
今日一緒に帰るんだぁ!だからえっと葉山楓さんだっけ?」
「あっハイ」
「あなたには絶対負けないから」
三浦さんはそう冷たく言い放つと
「春樹君いこ!」
そう言って屋上から2人は姿を消した…