「ホントだ…」


あたしたちには気付いてないみたいで、誰かを待ってる様子。




「誰か待ってるね」



「うん…あ」


ずっと見てると、空輝は誰かに向けて手を上げていた。




待ち人が来たみたい…


誰だろ…