すると、



「あ!」



いきなり大声を出す日毬。





「どーした?」


のんきに食べながら聞いたあたし。





「あれ、空輝くんじゃない?」


「え?」



顔をあげ、日毬の指差す方をみると、確かに空輝がいた。