「かすみ、大好きだよ」


「かすみが1番かわいい」


「かすみ」



そう呼んで貴方はいつもアタシの唇に
自らの唇をおとす



「…んッ」


抵抗した時にはもう遅くて


アタシの口内は

貴方の暖かいものでいっぱいになった


逃げようにも背中にある彼の手が
それを許してはくれない


「んんっ…」


いくら見えないところといえども

公園という公共の場なのにも関わらず
貴方はアタシの口内を犯す


声を抑えるのに必死なアタシに
とうとう息の限界がきた



貴方はそれに気付いたのか
アタシの唇から離れた