けど、波多野さんは男らしくもなんにもなかった。


私は次の日波多野さんにお礼を言いに3年の教室に行った


ガラッ「波多野先輩!」


ビクッ「えっ?あれ、昨日の子」


波多野さんは、驚きながらも私の事を覚えていたらしい。


「波多野先輩、昨日はありがとうございました。」


「えっ?いや、困ってたから助けたまでだよ」


なんか、先輩こうやって喋るとイメージが違う

「先輩、なんかイメージ違いますね。
もっと、男らしいと思いました。」


私は思ってることを言ってみた


「あははっ、言われてやんの。君鋭いね。この人小心者だから。

見た目こんなんだから、よく間違われるけど」


「見た目詐欺ですね。」


またまた、私が思ってることを言うと


「あはははっ、いい!君面白いね。」


「二人とも、酷い゜゜(´O`)°゜俺は好きでこの見た目じゃないから」


男がメソメソするとか……めんどくさ

「あっ、俺は榊原 謙太。君は」


「私は、山本 伽凛です。」


榊原先輩は、波多野さんとは幼馴染みで親友らしい。

だから、見た目詐欺にあった人たちとかの話を聞いていた


その隣でメソメソしていたことは無視をしよう。