それでも心配そうにしているかやに
「それよりも…」と言って日李さまに目を向けさせた。
日李さまは大きい猪の神に祈りを捧げている
「名のある神よ、かしこみ、かしこみ静まりたまえ。
あなた様の誇らを造りお祀りもうす。静まりたまえ」

「人間一生恨み続けてやる。」
大きい猪の神は低い声でそう吐き捨て腐り消えて行った