「はい、たたり神に矢を放った時に決めました。」
俺は日李さまだけでなく、おさたちにもそう言った。
そして現れたたたり神について聞かしてくれた。

「あのたたり神ははるか東の方からやって来た、走りに走りそうして居るうちに呪いを集めてたたり神となった…
此れがあの猪に瀕死の怪我を負わせたものだ、骨を砕き肉を腐らし最後に死に追い込んだ,,,,.」
そうして出されたのは黒い鉄の固まりだった