そしてその夜
トントン
「とわです、入ります。」
日李さまの家に入った。そこには、
村の、おさたちが集まっていた。
「いきなり呼んですまんな。とわや、怪我を見してやりなさい。」
日李さまが俺に傷を見せろと言った
「はい、分かりました…」
シュルシュルシュル俺は、包帯を取った
そして現れた腕は
「「「ふぅん!?!?!?」」」
赤黒い色をしたアザが巻き付いていた、
とても痛々しい色の…
「とわや分かっているね…」
日李さまは、きっと(それは呪いだよ、放っておいたら死んでしまうよ)
そう言いたいんだと思う。