そう、友紀奈が泣き始めてしまったからだ。

「友紀奈ちゃん・・・」

麻紀は、嘉雄を睨みつけながら、友紀奈の身体を支えた。

「ちょっと、あそこでお茶して行こう。」

と一樹が言ったので、4人はとにかく座れる場所へと移動した。