結局、一樹と嘉雄と麻紀で友紀奈ちゃんを送って行くことになった。

でも、一樹は飲んでいたので嘉雄と麻紀が運転することにした。

もちろん、友紀奈も飲んでいなかったが、誰も運転はさせようとは考えもしなかった。

「三人とも、私のために余分な労力をさせてしまい、ごめんなさい。」

と友紀奈が言った。

「そんなことないさ!だって、無事に結婚式に来てくれて、間に合わなくても二次会は出てもらったし・・・」

と、一樹が言った。

「そう言ってもらえると、良かった。」

友紀奈はホッとしたようだった。