3人は、すっかり酔っていた。

「おーい!一樹。今日は帰り頼んだぞ~」

と嘉雄が酔った勢いで言った。

「まかしとけって!この前は3人に二次会まで出てもらった御礼みたいなもんさ!」

と一樹が言った。

友紀奈も一樹が運転してくれることで、安心して飲むことができた。

「なんか、カラオケでも行きたいわよね~!」

と麻紀が言った。

が、一樹は

「先輩!明日は仕事ですよね?これからカラオケ行くと帰りが大変ですよ!」

と。麻紀はすっかり酔っていたので、

「一樹はかたいよね~」

といつもとは逆転のようだった。