花火があっという間に終わり、愛雅が立ち上がった。 「行くか?燈火会」 「うん」 まだ、あのまま愛雅の隣で花火を見ていたいという気持ちが溢れて、少し寂しい気持ちがあった。 たぶん、あたしの今の体を保つのには限りがあると思う。 そう、あたしの先は長くないと思うけど・・・これから先、どんなことがあっても、愛雅の隣はあたしであってほしい。 いつから、あたし、こんな弱くなったんだろう? いつから、こんなに愛雅があたしにとって大事で大きな存在になっていたんだろう?