!!!!!!




「なに言ってんの、お母さん!?(汗)」

「意味わかんないんだけどっ」


本当なにを言い出すの!?





「だって…その方が楽じゃん!」

「あのねえ…(汗)」


「私もできれば…みんなで住んでくれてた方が、安心できるわ。うちは男の子だから、ご飯のこととか心配で…」


聡美さんが、心配そうに言う。




「そうよね~私もね、前から年頃の女の子だけで住むのは、心配だったのよ。ほら、今物騒じゃない?だから…男の子がいれば安心なのよね」


お母さんたちは、私と日向をうるうるした目で見つめた…




だったら、あんたら子供ほったらかしにしてないで、帰ってくればいーでしょ!?

これ何度も言ったけど…

「ママの第二の人生だから、許してね」っていつも言われて終わるけど(汗)






「悠と修はどう?みんなで住むことは賛成?」




聡美さんが、稲瀬たちに問いかける…




稲瀬…

なんて言うんだろう…







「…別にいいけど」

「あら♪」





いいの!?

別にいいけどって…そんなあっさりいいの!!?






「修は?」

「毎日うまい飯食えるから、いいよ」

「そう♪」


聡美さんは、頷きながらニコッと笑った。




「だってよ~どうすんの、あんたたち…」


お母さんが、私と日向を横目で見る。




「どうするって…」

「そんな急に…」


顔を見合わせる、私と日向。




「聡美ちゃんはね~うちのサロンのお客さんだけじゃなく、今は同業者でもあるのよ?今度パリでやる、聡美ちゃんの会社のファッションショーで、うちのヘアメイクアーティストたちを使ってくれてるんだからね!だから私たち、明日からパリにいくよの」