奏斗さまの指示に従うべく、6限目の終了のチャイムが鳴り終わると同時に駆け出した。
いつもの光景のことなので誰にも あやしまれず
教室を背に走り出した。
英語の授業で良かった。
体育だったら移動と着替えで奏斗さまを待たせてた。
けやき並木をぬけると 正門には黒光りの車が。
車の知識なんて さっぱりだけど見るからに高級そうな車が待っていた。
もしかして これが噂のbless専用の車…。
超売れっ子のトップアーティストに何かあったら大変!
ってことらしいけど…。
「あれっ 久しぶり!
名前なんだっけ?」
息を乱した詩音くんが ちょうど車に乗り込むとこだった。
詩音くんがあたしを覚えててくれたなんて…。
あの…
あの詩音くんだよ…
夢じゃない…。
「早く乗れ」
奏斗さまがしびれを切らす。
「え…」
奏斗さまの一言で天国から現実に引き戻された。
もうすでに奏斗さまは涼しい顔で車に乗っている。
2人とも早い!
1年が3階で不利ではあるが…
これは足の長さが関係あるのかな。
「何してるんだ」
…この車に乗り込むなんて。
この車に乗り込む姿を見られたらblessファンのジェラシーが怖い!
チャイムが鳴って すぐに教室から飛び出してきたから まだ正門には人がいない。
今しかない!
と意を決して車に乗り込んだ。
「こんにちは、よろしくお願いします」
運転手の人に挨拶を交わした。
「よろしく。
きちんとシートベルトしてね」
「はい」
若い女性の声に驚いた。
「それじゃ行くわよ」
こんな大きくてゴツい車を運転するなんて!
真ん中に詩音くんを挟んで右側に奏斗さま、左に あたしが腰をおろした。
後部座席なのに 3人乗っても ゆったり。
こんな車、初めて乗った。
「いつの間に 奏斗くんに彼女が出来たの?」
「ええっ!」
「ダメですよ!
奏斗くん、3年間は恋愛禁止と契約してるじゃないですか。
ですので残り1年間は作ってはいけません」
助手席に座るアラフォー女性が少し怒り気味の口調で話す。
「うそ!
そんな契約あったの知らなかった」
「詩音くんは あと2年間、恋愛禁止です」
「まじー!
もしかして、片思いなら恋愛OKってやつ?」
「片思い… ちょっと意味がわかりません」
「あの… あたし彼女じゃないです」
「でしたら 問題ないです」
「えー、じゃあ なんで奏斗くん 呼んだの?」
それは あたしも知りたい…。
どこに行くんだろ。
あたしが奏斗さまの彼女なんて あり得ないことなので それ以上は何も突っ込まれなかった。
「あー 気が重いなぁ。
奏斗くん、今日も余裕だね」
「どーせ、今日も受からないしな…」
「いつになったら合格出来るんだろ…」
太陽の神 アポロンこと 詩音くん
その名の通り 太陽のように いつも元気いっぱいなのに
今日は元気がなく
らしくない。
車内の空気は重苦しい。
車を走らせること30分
たどり着いたのは とある超高層ビル。
4人の後について行きエレベーターに乗り込んだ。
エレベーターが最上階まで あたしたちを連れて来てくれた。
行き着いた最上階のフロアに足を踏み込むと…。
そこは おしゃれなジャズ バーだった…
とゆーか
たぶん、ここが社長の趣味の部屋、応接室
そんな気がする。
ステージには楽器や音楽機材がたくさん並び
ショパン作曲 ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
英雄は表現技巧的にかなり難しく
英雄、弾けたら 超カッコいい
挑戦してみたい!
と思ってた憧れの曲。
その憧れの曲がBGMとして流れてたが
ピアニストは そこにはいない。
CDだろうか…。
臨場感溢れる音質で
音楽機材アンプがいいのかな…。
目をつぶると まるで
目の前で生演奏をしているかのようだった。
「社長、お待たせ致しました」
アラフォー女性が前に進み
ど真ん中の長いソファーに足を組ながら座る、白いスーツの女性にお辞儀をした。
社長…
あの人が!
「若い、きれい」
おっと挨拶もなく いきなり何を口走ってしまったんだろ…。
「そこのお譲さん、もっと大きな声で」
「失礼しました。なんでもないです」
「遠慮しなくて良かったのに」
女社長が口をとがらせる。
噂じゃ もうすぐ50近いらしいけど40代成り立てにしか見えない。
「ただの若作りでしょ」
「詩音くん、何かしら?」
「気のせいですよ」
「まあ、いいわ。余裕なのも今のうちでしょう。
それでは、詩音くんから さっそく課題曲を発表してもらおうかしら」
「はーい」
と社長がリモコンに手を伸ばすと音楽が止まった。
やっぱりCDだったんだ。
社長を真ん中に あたしたち4人も長いソファーに腰掛けた。
詩音くんはステージにあるアルパを抱きしめ
「あー 緊張するー」
深い呼吸を1つして
アルパの弦を弾いた。
課題曲はコーヒー ルンバ。
確か この曲はアルパ奏者のウーゴ・ブランコの演奏で世界的にヒットした曲。
その後、日本でもエチゾチックな歌詞をつけカヴァーされヒットしたとか。
詩音くん、表情が生き生きとして 本当に楽しそうにアルパを奏でる。
アルパの音色はもちろんのこと
詩音くんのかわいさに めろめろしちゃう。
そして フィッニッシュ。
『ぱちぱちぱちぱち』
あたしたち女性3人はスタンディングオベーションをして称賛した。
奏斗さまは拍手を贈るが浮かない顔をしてる。
そして ただ1人、女社長は険しい顔つきだった。
「ダメだわ。全然 ダメよ!
28点」
「げっ!また赤点…。
来月も追試か…」
がっかりする詩音くんも たまらなく かわいい。
「はい、次 奏斗くん!」
奏斗さまがグランドピアノの前に座る。
奏斗さまの課題曲は
ショパン作曲 ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
ショパン ノクターンの中では、最も人気のある作品ではないだろうか。
演奏も容易なため、ピアノ学習用としても 頻繁に用いられている。
シンプルながらも美しい旋律はピアノを知り尽くした
ピアノの詩人 ショパンだからなせる技。
もちろん ピアノの基礎技術を持った演奏者があってこその話だけど。
奏斗さまがフィッニッシュする。
熱い拍手喝采を贈らずにはいられず
また あたしたち3人はスタンディングオベーションを贈る。
だが…
「奏斗くんも全然、成長してないわ!
29点、来月もがんばりましょう」
「はい…」
ひえ〜 厳しい…。
あまりにも点数、低すぎやしませんか。
「奏斗くんも詩音くんも日々努力を怠らず 精進して下さい。
努力をすれば、どんな困難な壁も、仕事も成功する。
日々努力を重ねることで、幸せは誰にでも来ます」
「「はい」」
!!
一瞬、シスターがいるのかと錯覚した。
「それでは各自 仕事に精を出して下さい」
「「はい」」
若い女性と奏斗さま、詩音くんがエレベーターに向かって歩き出す。
「どこ行くの?」
「これからTVの生番組に出演するんだ」
「リーダーたちの迷惑にならないよう
スタッフ、TVの前でオレたちの演奏を待っててくれる人たちがいるから がんばらないとな」
そうだ、今日は初めてTV出演するってクラスでは その話題で華が咲いてた。
あたしも録画もするけどリアルタイムで見たい。
ところで あたしは…。
奏斗さまが立ち止まり、そして こちらを振り向いた。
「オレが尊敬するお方の直々(じきじき)のご指導だ。
ありがたく思え」
はっ!
意味わかんない…。
3人はエレベーターに乗ってしまった。
「社長、私は事務の仕事に戻ります」
「はい、ご苦労様でした」
アラフォー女性までも もう1台のエレベーターに乗り このフロアから姿を消した。
この広い空間には あたしと社長だけ。
「挨拶が遅れたわ。
私はオフィス feminine(フェミニン)の社長を勤めさせて頂いてる、鈴江(すずえ)です。
これから3ヶ月間、よろしくね」
「青柳 琴羽です。
こちらこそ、よろしく お願いします」
軽く会釈をかわす。
やっぱり3ヶ月間…。
「時間がないので始めましょう。
そのイスに座って」
「はい…」
もしかして
もしかすると…。
「あなたの実力が見たいわ」
ひえ〜
やっぱり!
「改めてピアノを数日前に始めたばかりで まだ、基礎練習のハノンしかしてません」
「そう…。
時間も限られてるので今日はハノンを20分、華麗なる大円舞曲を40分しましょう」
「はい」
ついにショパンに挑むのか…。
「あの、ハノンの楽譜はバッグの中に…」
楽譜がないと始まらない。
「待って、用意するから大丈夫よ」
「ありがとうございます」
社長はステージの隅に置いてある おしゃれなボックスから楽譜を2冊取り出した。
あの日から修道院でみっちり練習してるが
まだ指が弱い。
「もう少し力を抜いてみて」
「はい…」
腕の力を抜いて弾くよう
手首の力を抜くポイントを優しく そして的確に説明していただいた。
音楽スクールの先生よりも丁寧。
いよいよ大事な 大事な
華麗なる大円舞曲
やばい…
一部 楽譜も読めなくなってるし
コードも解からない箇所が…。
楽譜を見ながら弾くとなると音の高さ 音の長さやリズム 右手と左手 和音があったり 音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などの区分ができる。
先に先にと見ないとならないが
ずっと鍵盤ばかりを見てられない。
結構なスピードで同時にやらなければならない。
これを意識せずにできるぐらい、
以前の感覚に戻さなければ。
いつもの光景のことなので誰にも あやしまれず
教室を背に走り出した。
英語の授業で良かった。
体育だったら移動と着替えで奏斗さまを待たせてた。
けやき並木をぬけると 正門には黒光りの車が。
車の知識なんて さっぱりだけど見るからに高級そうな車が待っていた。
もしかして これが噂のbless専用の車…。
超売れっ子のトップアーティストに何かあったら大変!
ってことらしいけど…。
「あれっ 久しぶり!
名前なんだっけ?」
息を乱した詩音くんが ちょうど車に乗り込むとこだった。
詩音くんがあたしを覚えててくれたなんて…。
あの…
あの詩音くんだよ…
夢じゃない…。
「早く乗れ」
奏斗さまがしびれを切らす。
「え…」
奏斗さまの一言で天国から現実に引き戻された。
もうすでに奏斗さまは涼しい顔で車に乗っている。
2人とも早い!
1年が3階で不利ではあるが…
これは足の長さが関係あるのかな。
「何してるんだ」
…この車に乗り込むなんて。
この車に乗り込む姿を見られたらblessファンのジェラシーが怖い!
チャイムが鳴って すぐに教室から飛び出してきたから まだ正門には人がいない。
今しかない!
と意を決して車に乗り込んだ。
「こんにちは、よろしくお願いします」
運転手の人に挨拶を交わした。
「よろしく。
きちんとシートベルトしてね」
「はい」
若い女性の声に驚いた。
「それじゃ行くわよ」
こんな大きくてゴツい車を運転するなんて!
真ん中に詩音くんを挟んで右側に奏斗さま、左に あたしが腰をおろした。
後部座席なのに 3人乗っても ゆったり。
こんな車、初めて乗った。
「いつの間に 奏斗くんに彼女が出来たの?」
「ええっ!」
「ダメですよ!
奏斗くん、3年間は恋愛禁止と契約してるじゃないですか。
ですので残り1年間は作ってはいけません」
助手席に座るアラフォー女性が少し怒り気味の口調で話す。
「うそ!
そんな契約あったの知らなかった」
「詩音くんは あと2年間、恋愛禁止です」
「まじー!
もしかして、片思いなら恋愛OKってやつ?」
「片思い… ちょっと意味がわかりません」
「あの… あたし彼女じゃないです」
「でしたら 問題ないです」
「えー、じゃあ なんで奏斗くん 呼んだの?」
それは あたしも知りたい…。
どこに行くんだろ。
あたしが奏斗さまの彼女なんて あり得ないことなので それ以上は何も突っ込まれなかった。
「あー 気が重いなぁ。
奏斗くん、今日も余裕だね」
「どーせ、今日も受からないしな…」
「いつになったら合格出来るんだろ…」
太陽の神 アポロンこと 詩音くん
その名の通り 太陽のように いつも元気いっぱいなのに
今日は元気がなく
らしくない。
車内の空気は重苦しい。
車を走らせること30分
たどり着いたのは とある超高層ビル。
4人の後について行きエレベーターに乗り込んだ。
エレベーターが最上階まで あたしたちを連れて来てくれた。
行き着いた最上階のフロアに足を踏み込むと…。
そこは おしゃれなジャズ バーだった…
とゆーか
たぶん、ここが社長の趣味の部屋、応接室
そんな気がする。
ステージには楽器や音楽機材がたくさん並び
ショパン作曲 ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
英雄は表現技巧的にかなり難しく
英雄、弾けたら 超カッコいい
挑戦してみたい!
と思ってた憧れの曲。
その憧れの曲がBGMとして流れてたが
ピアニストは そこにはいない。
CDだろうか…。
臨場感溢れる音質で
音楽機材アンプがいいのかな…。
目をつぶると まるで
目の前で生演奏をしているかのようだった。
「社長、お待たせ致しました」
アラフォー女性が前に進み
ど真ん中の長いソファーに足を組ながら座る、白いスーツの女性にお辞儀をした。
社長…
あの人が!
「若い、きれい」
おっと挨拶もなく いきなり何を口走ってしまったんだろ…。
「そこのお譲さん、もっと大きな声で」
「失礼しました。なんでもないです」
「遠慮しなくて良かったのに」
女社長が口をとがらせる。
噂じゃ もうすぐ50近いらしいけど40代成り立てにしか見えない。
「ただの若作りでしょ」
「詩音くん、何かしら?」
「気のせいですよ」
「まあ、いいわ。余裕なのも今のうちでしょう。
それでは、詩音くんから さっそく課題曲を発表してもらおうかしら」
「はーい」
と社長がリモコンに手を伸ばすと音楽が止まった。
やっぱりCDだったんだ。
社長を真ん中に あたしたち4人も長いソファーに腰掛けた。
詩音くんはステージにあるアルパを抱きしめ
「あー 緊張するー」
深い呼吸を1つして
アルパの弦を弾いた。
課題曲はコーヒー ルンバ。
確か この曲はアルパ奏者のウーゴ・ブランコの演奏で世界的にヒットした曲。
その後、日本でもエチゾチックな歌詞をつけカヴァーされヒットしたとか。
詩音くん、表情が生き生きとして 本当に楽しそうにアルパを奏でる。
アルパの音色はもちろんのこと
詩音くんのかわいさに めろめろしちゃう。
そして フィッニッシュ。
『ぱちぱちぱちぱち』
あたしたち女性3人はスタンディングオベーションをして称賛した。
奏斗さまは拍手を贈るが浮かない顔をしてる。
そして ただ1人、女社長は険しい顔つきだった。
「ダメだわ。全然 ダメよ!
28点」
「げっ!また赤点…。
来月も追試か…」
がっかりする詩音くんも たまらなく かわいい。
「はい、次 奏斗くん!」
奏斗さまがグランドピアノの前に座る。
奏斗さまの課題曲は
ショパン作曲 ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
ショパン ノクターンの中では、最も人気のある作品ではないだろうか。
演奏も容易なため、ピアノ学習用としても 頻繁に用いられている。
シンプルながらも美しい旋律はピアノを知り尽くした
ピアノの詩人 ショパンだからなせる技。
もちろん ピアノの基礎技術を持った演奏者があってこその話だけど。
奏斗さまがフィッニッシュする。
熱い拍手喝采を贈らずにはいられず
また あたしたち3人はスタンディングオベーションを贈る。
だが…
「奏斗くんも全然、成長してないわ!
29点、来月もがんばりましょう」
「はい…」
ひえ〜 厳しい…。
あまりにも点数、低すぎやしませんか。
「奏斗くんも詩音くんも日々努力を怠らず 精進して下さい。
努力をすれば、どんな困難な壁も、仕事も成功する。
日々努力を重ねることで、幸せは誰にでも来ます」
「「はい」」
!!
一瞬、シスターがいるのかと錯覚した。
「それでは各自 仕事に精を出して下さい」
「「はい」」
若い女性と奏斗さま、詩音くんがエレベーターに向かって歩き出す。
「どこ行くの?」
「これからTVの生番組に出演するんだ」
「リーダーたちの迷惑にならないよう
スタッフ、TVの前でオレたちの演奏を待っててくれる人たちがいるから がんばらないとな」
そうだ、今日は初めてTV出演するってクラスでは その話題で華が咲いてた。
あたしも録画もするけどリアルタイムで見たい。
ところで あたしは…。
奏斗さまが立ち止まり、そして こちらを振り向いた。
「オレが尊敬するお方の直々(じきじき)のご指導だ。
ありがたく思え」
はっ!
意味わかんない…。
3人はエレベーターに乗ってしまった。
「社長、私は事務の仕事に戻ります」
「はい、ご苦労様でした」
アラフォー女性までも もう1台のエレベーターに乗り このフロアから姿を消した。
この広い空間には あたしと社長だけ。
「挨拶が遅れたわ。
私はオフィス feminine(フェミニン)の社長を勤めさせて頂いてる、鈴江(すずえ)です。
これから3ヶ月間、よろしくね」
「青柳 琴羽です。
こちらこそ、よろしく お願いします」
軽く会釈をかわす。
やっぱり3ヶ月間…。
「時間がないので始めましょう。
そのイスに座って」
「はい…」
もしかして
もしかすると…。
「あなたの実力が見たいわ」
ひえ〜
やっぱり!
「改めてピアノを数日前に始めたばかりで まだ、基礎練習のハノンしかしてません」
「そう…。
時間も限られてるので今日はハノンを20分、華麗なる大円舞曲を40分しましょう」
「はい」
ついにショパンに挑むのか…。
「あの、ハノンの楽譜はバッグの中に…」
楽譜がないと始まらない。
「待って、用意するから大丈夫よ」
「ありがとうございます」
社長はステージの隅に置いてある おしゃれなボックスから楽譜を2冊取り出した。
あの日から修道院でみっちり練習してるが
まだ指が弱い。
「もう少し力を抜いてみて」
「はい…」
腕の力を抜いて弾くよう
手首の力を抜くポイントを優しく そして的確に説明していただいた。
音楽スクールの先生よりも丁寧。
いよいよ大事な 大事な
華麗なる大円舞曲
やばい…
一部 楽譜も読めなくなってるし
コードも解からない箇所が…。
楽譜を見ながら弾くとなると音の高さ 音の長さやリズム 右手と左手 和音があったり 音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などの区分ができる。
先に先にと見ないとならないが
ずっと鍵盤ばかりを見てられない。
結構なスピードで同時にやらなければならない。
これを意識せずにできるぐらい、
以前の感覚に戻さなければ。