私は今まで沢山恋をしてきた

だけど今まで恋をしても長続きしない恋ばかりしてきた...







でも今回は違った

はじめてあったその時から私はあなたに恋をした







私は沙也香(さやか)高校1年
みんなと同じ普通の女の子!


よくみんなからは恋多き女の子って言われるんだけどね(笑)


そんなことはどうでもいい!
今日から私が通う学校は私の大好きな先輩が行っている学校!


成績ギリギリでなんとか入れた学校!

家庭教師の人に毎日ついてもらって寝る間も惜しんで勉強した甲斐があった!


私が好きになった先輩はあきら先輩♡
高校2年でサッカーしてるんだ!


中学が一緒で体育祭のブロックが一緒だったのが始まり!


ブロックリーダーをしていた先輩がかっこよすぎて一目惚れしちゃった(笑)




それからなんの進展がないまま先輩は卒業...



それを追いかけるかのように私も卒業...



受験まじかって時に先生が問題起こすし大変だったけど楽しかった中学生活




高校に行ったら新しい友達ができるか胸を膨らまして学校に向かった。




家からかなり遠いから電車とバスで登校


学校に着いたら人がいっぱいいた



「なんじゃこりゃ!」


思わず声に出してしまった




私も見に行くことにした




「クラス発表!」


全くもって見えない...



「すいませーん通してくださ〜い」





やっとの事で前に行けた



はぁ〜これだけで疲れちゃった...




とりあえず自分のクラスと番号を見てクラスに向かった





いきなり一人ぼっち…友達できるのかな



クラスに入ると女子はもうグループができていた




これはガチな方で一人ぼっちじゃん!

はぁ〜いじめられませんように!!





それから長ったらしい入学式が終わり今は帰ってる途中の電車の中



「明日は頑張って話しかけよ…」




音楽を聴きながらそう呟いた




電車が最寄りの駅に着いて降りたら違う車両から自分と学校の制服をきた人が降りてきた




誰だろ?男子?身長高いな〜先輩だったりして!


なんてなーそんなことあるわけ無いよね〜(笑)


そんな事を考えながら駐輪場に向かった



そしたら前にいた男子も駐輪場に向かっていた





同じ中学であんな人いたかな?
見たことないんだけど…


でもなんか先輩の雰囲気に似てる







駐輪場に着いて自転車を出そうとしたら先輩らしき人が隣に来た



ウソー隣だったの〜!なんか嬉しいな!



先輩らしき人の顔を拝見したくて見たら




先輩!うそ!あきら先輩!






まさか本物だったなんて!


心臓が!やばいやばい!



神様ありがとう!

私ってかなり幸せ者♡


だって先輩に会っちゃったんだもん!
今までにない幸せ♡やっぱりかっこいいなー♡



モテるだろうな...




何て考えてたら



自転車がドミノの様に倒れていった




「ウソー!サイアクー...」



ついてないな...浮かれすぎた



ほとんどの自転車が倒れていて最後の自転車だけが倒れていなかった




はぁ〜がんばって戻しますか!




1台1代直していくと



先輩も直してくれていた




「手伝うよ」



ヤサオー!めっちゃ優男やん!


あっ!関西弁でちゃった(笑)




そんなのどうでもいい!やっぱり私は幸せ者だ〜!




ずっとそんなことを考えていたらあっという間に終わってしまった



幸せな時間が終わってしまった



あっ!お礼言わないと!


「あっあの!ありがとうございました!手伝ってくださって!助かりました!」


「ん?あー別にいいよちょうど暇だったし」



やっぱりヤサオだわ♡




「次からは気をつけろよ!」

「はい!ありがとうございました!」





と言って先輩は去っていった
俺はあきら

高校2年でサッカーしてる




今は帰ってる途中だったはず?

駐輪場でドジな女子に遭遇





同じ高校らしい

1年かな?
どうでもいいや



ドミノの様に倒れていった自転車を必死で直している



手伝うか


「手伝うよ」


俺はそう告げて直し始めた



やっと終わって帰ろうとしたら


「あっあの!ありがとうございました!手伝ってくださって!助かりました!」

噛みまくってる(笑)
おもしろ(笑)



「ん?あー別にいいよ暇だったし」



「次からは気をつけろよ!」

「はい!ありがとうございました!」



さっ!帰りますか
次の日の朝は目覚めがよかった

だって昨日あんな事があったんだもん!



はしゃぎすぎて疲れてすぐに寝ちゃった




今日も一日頑張りますか!




また遠い学校に向かった



はぁ〜今日は頑張って友達作らなきゃ!

ファイトーオー!





とか思いつつ話しかけられない!

どんな話題をだしたらいいの?


もー分かんないよ!




ずっとそんなことを考えてたらホームルームになってた



友達100人できるかな?


できるはず無いか

病んでしまいそうだ(-_-)




でもここで諦めるなんて私のプライドが!



明日はがんばるぞ!



ちょうど良く信号が変わって渡ろうとしたら…




トラックが私めがけて走ってくる




そのまま私はトラックとぶつかった



私まだ友達100人できて無いのにあきら先輩にも告白してないのに…



死にたくない




それから私の意味はプツリと切れた



何が起きたのか私には全くわからない



今何がどうなっているのかも




でも今私の目の前で泣いているお母さんとお父さんが見える




私本当に死んだんだ



私幽霊になっちゃったんだ!




ウソ!幽霊になるのはこの世界にまだ未練があるからって聞いたことがあるけど



まさか友達が出来なかったこととかあきら先輩に告白してないから残っちゃったの!



えー!じゃああきら先輩ともう少し一緒にいられるって事!


私ってマジ幸せもんじゃん!






…待てよ




私は幽霊



あきら先輩は人間






…見えない




大事な事を忘れてた!




そうだ!私は幽霊になっちゃったんだ!



そしたら私はあきら先輩は見えるけど


あきら先輩側は見えないんだ!


最悪だー!

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