イカロスは納得しました。
彼女は人間ではないのだろうと。


「わかった。近づかない。



でも、僕と話してほしいんだ。」


女の子は、さっきであったときのように
驚いた表情をしました。


「君のことが知りたいんだ。」



それから、こくっと小さく頷きました。