全てが終り家に帰ったあと、圭は疲れてしまったのかすぐ眠ってしまった。

「はぁ・・」

お母さんは溜め息をこぼしながら座り込んだ。

しばらくしてお母さんは「あ、」と思い出しバッグの中から紙袋を取り出した。

葬儀には事故現場にいた駄菓子屋のおばちゃんも参列した。

その時に
「ご主人が買ったものよ。」
と言って紙袋を受け取った。