「俺と住んだら、料理は俺がやればいいし、洗濯とか掃除も一緒に協力すればいい。

何よりも、危ないときは俺が陽菜ちゃんを守れるでしょ??」



俺の提案に、今までの沈んだ陽菜ちゃんの顔が、一瞬でパァッッと明るくなった。



「そっか!!そうしたら、家賃も半分でいいね!!

私も理玖くんに料理教えて貰いながら、覚えていけばいいんだ!!」



そうだよ~ナイス俺!!

これで卒研でどんなに遅くなっても、帰ってくれば陽菜ちゃんに会えるんだ。



「だったら…早速一緒に住むことを、陽菜ちゃんの親と俺の親に報告しとこうか!?」



「うん♡」