いつもふざけた陸が
真剣な表情でお願いしてきた。



俺がお姉さんを助ける?


そんな事できるのか?



…不安しかない。





それでも俺は


「…任せろ」


2人のために

いや、3人のために俺が何か力になれるのなら
なんだってしてやる。



「頼むぜ、親友」

「いつから親友になったんだよ」


でも、お前の事
前より好きになったよ。


誰かのために必死になれるなんて
すげぇかっこいいじゃん。