「美夏ってー風宮君の事、好きなの?」

「違うし!」

「慌てちゃってー」

クスクス笑う、友達の相田 桜。

桜は美人で性格も良くて完璧な子。

「言いなよー?」

「外の空気、吸ってくる!」

桜がしつこいから逃げ出す事にした。

「ふぅ…」

綺麗な空気…

私は裏庭に来ていた。